◆2012注目の2歳馬特集◆
今週のマル秘予想
■12/24
★12月22日阪神新馬戦(牝・芝1600)。ダイワスカーレットの仔・ダイワレーヌのデビュー戦として注目を集めたが、勝ったのは2番人気イリュミナンス(牝2・父マンハッタンカフェ)だった。
イリュミナンスは好スタートから無理なく3、4番手に取りつく。前半3F37.9秒のスローペースとなったが折り合いもつき手応えは抜群。ダイワレーヌは後方からレースを進めるも前とはだいぶ差がある。馬なりのままイリュミナンスが外から進出。4角で早くも先頭に立つと直線残り2Fであっという間に抜け出す。そのまま後続を寄せ付けず2着エーシンラクーンに5馬身差をつけ圧勝した。飛びが大きいが稍重馬場でしっかり伸びたのは評価できる。
上がり3Fはメンバー最速の34.0秒。勝ちタイム1.37.1はスローペースだったため参考外だが、ペースが早くなった時の対応が課題か。
また半兄にマイルで活躍するフラガラッハがおり、距離が延びてのレースも次走以降が試金石となる。
■12/17
★12月16日阪神新馬戦(芝1600)はディープインパクト産駒・ケイティープライド(牡2)の圧勝となった。
前半3F36.3秒のスローペースだったが3番手で折り合うと、反応よく4角では既に先頭に並びかける。直線に入ると早々に先頭に立ち、あっという間に後続を突き放した。その後も終始馬なりで流すと、2着ゴールデンリーフに2馬身半差をつけ悠々とゴール。勝ち時計1.36.8、上がり3F35.5秒と時計面では特筆するものではないが、内容は際立っていた。
母の父はフレンチデピュティ。母は短距離で1勝を挙げたのみだったが、こちらは距離にも融通が利きそうだ。
■12/9
★12月9日阪神新馬戦(芝1800)は注目のレースとなった。三冠馬オルフェーヴル、G1・3勝のドリームジャーニーを兄に持つ超良血馬リヤンドファミユ(牡2・父ステイゴールド)のデビュー戦。しかしその良血馬をサトノキングリー(牡2・父ダイワメジャー)が立ちはだかった。
前半3F36.0秒の平均ペース。リヤンドファミユが中団やや後ろ、その直後をサトノキングリーが追走する展開。4角で徐々にポジションを上げる2頭。リヤンドファミユの外にサトノキングリーが併せ、残り1Fで2頭が抜け出すとマッチレース。どちらも譲らない激しい追い比べとなったが、最後はサトノキングリーがハナ差前に出たところでゴールとなった。3着シークレットレシピには3馬身半差をつけており完全に2頭の力が抜けているレースだった。
勝ち馬サトノキングリーの半兄は鳴尾記念、青葉賞勝ちのハイアーゲーム、今年の金鯱賞で2着に好走したダイワマッジョーレとこちらも良血馬。血統的裏付けもありOPでの活躍が期待される。
リヤンドファミユも負けたとは言え力のあるところは見せた。次走できっちり勝ち上がりクラシック路線に乗りたいところだ。
■11/20
★11月17日京都新馬戦(ダ1400)はJCダート3連覇を狙うトランセンドの半妹キングベイビー(父マンハッタンカフェ)が勝ち上がった。
スタートは五分に出たが、なかなか前に進まず道中は追い通しでの追走。それでも好位のインをロスなく進む。それでも直線を向き残り1Fで前が開くと鋭い反応で一気に前を捕らる。その後は一瞬で後続を引き離し終わってみれば2着馬に1.3/4馬身差をつけての勝利となった。
勝ちタイム1.25.3と、重で脚抜きのいい馬場だった割には平凡だったため時計面での課題は残るが素質の高さは見せた。兄トランセンドとは父がワイルドラッシュからマンハッタンカフェに変わっており、ダートのみでなく芝での走りにも可能性がありそうだ。
■10/22
★10月21日、菊花賞当日の京都新馬戦(芝1800)は伝説の新馬戦として08年のアンライバルド、ブエナビスタをはじめ、09年のローズキングダム、ヴィクトワールピサなどがデビューした出世レース。
今年注目を集めたのは日米オークス馬・シーザリオの仔・エピファネイア(牡2・父シンボリクリスエス)。福永騎手鞍上で1番人気に支持された。
スタートは早くなく、中団後ろからのレースとなった。前半3F36.6秒と平均ペースで流れエピファネイアは内々を追走。4角では馬群が固まりやや窮屈になったが落ち着いて外へ持ち出すと抜群の伸び。メンバー中唯一上がり3F33秒台となる33.5秒の末脚で前を飲み込むとそのまま後続を突き放し、2着レッドジゼルに3馬身差をつけ圧勝した。
1週前に熱発したことで不安もあったがそれを覆す派手な勝ちっぷりであった。
父シンボリクリスエスということで2戦目に注目したい。また跳びが大きく馬場が荒れた時の対応も次走以降の課題となりそうだ。
■10/16
★10月13日東京新馬戦(芝2000)を勝ち上がったのはアグネスタキオン産駒の1番人気タイダルベイスン。
スローの上がり勝負となったが、後方から1頭だけラスト3F33秒台をマーク(33.5秒)し、後続に3馬身半差をつけて圧勝した。4角も外を回ってのものでコースロスもかなりあったが問題にしない内容でこのメンバーでは力が抜けていた。
半兄は父タニノギムレットのラトルスネーク。気性の悪さがあり出世が遅れているが3歳時にはアーリントンC、ニュージーランドTで3番人気に推されたように素質を秘めている。タイダルベイスンのデビュー戦はしっかりと折り合いもつき気性面では兄を上回りそうである。
余裕残しでの圧勝で次走も人気となるだろう。ただ東京コースでスローの瞬発力勝負を制したものであり、強い関西馬と対戦する次走以降が試金石となる。
■10/9
★7日京都新馬戦(芝1800)で注目の良血馬キズナ(牡2・父ディープインパクト)がデビュー。期待通りの競馬で初戦を飾った。
半姉は桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯のG1・3勝を挙げたファレノプシス。父がブライアンズタイムからディープインパクトにかわり、切れ味が加わった配合。
7頭立ての小頭数でのレースだったが皐月賞馬キャプテントゥーレの全弟リジェネレーションも前評判が高くキズナが2.0倍で1番人気、リジェネレーションが2.3倍で2番人気。2頭で人気を分け合った。
前半3F38.3秒のスローペースをキズナ、リジェネレーションが4,5番手で続く展開。4角では前を行く2頭がやや引き離しかけたが、直線残り1Fでキズナが末脚を爆発させると一気に前を抜き去りゴール。勝ち時計1.51.6はスローペースもあり平凡だが、上がり3Fは33.8秒で、後続に2馬身差をつけての快勝となった。終始内を回ってロスのない競馬。器用さも見せた。
2着リジェネレーションは4角勝負所での手応えが悪く一瞬置かれたが最後は外を通って追い込んで2着に食い込んだ。外を回ってのもので1度使われて反応が上向くはず。勝ち馬よりも叩いての上積みは見込めるかもしれない。
■9/23
★23日阪神新馬戦(芝1600)は武豊騎手騎乗のマジェスティハーツ(牡2・父ハーツクライ)が単勝1.6倍の圧倒的人気に応えて快勝。デビュー戦を制した。
スタートはあまりよくなかったがすぐに好位にとりつく。途中ややクビを上げる仕草を見せながらも外目で折り合うと、4コーナーも終始外外を周りながら脚を伸ばす。直線は内を突いたポセイドンバローズが懸命に追いすがったが、残り1Fで再度加速すると、最後は2着馬に1馬身半差をつけ完勝。ゴール前はまだまだ余裕があり500キロの大型馬で一叩きしての上がり目もうかがえた。
前半3Fが38.5秒という超スローだったこともあり、勝ち時計は1:39.0と遅かったが上がり3Fはメンバー最速タイの33.9秒。スタートからゴールまで外を回り、且つ余裕のある手応えから時計はまだまだ詰めることは可能。
父はハーツクライだが、母の父はボストンハーバー、母の母は菩提樹Sでタイキシャトルを破るなど短距離で活躍したテンザンストームと距離延長については次走以降の走りが試金石となりそうだ。
■9/13
★16日(日)阪神の芝1800mで注目のディープインパクト産駒2頭が激突する。
アドマイヤキンカク(友道厩舎・福永騎手)とカレンバッドボーイ(橋口厩舎・武豊騎手)。
アドマイヤキンカクの母ソニックグルーヴはエアグルーヴの仔できょうだいにはアドマイヤグルーヴ、フォゲッタブル、ルーラーシップ、グルヴェイグらが並ぶ超良血馬。
対するカレンバッドボーイは血統では見劣るが半姉に2勝を挙げているチャーチクワイア、伯父にセントライト記念を勝ったキングストレイルがいる。追い切りの時計はかかったが、1週前には坂路で51秒台をマークしている。
10頭と手頃な頭数となったが、母ブロンコーネのディレットリーチェ、母メイプルシロップのカナディアンリーフらもおり注目の1戦。
■9/10
★9日阪神新馬戦(芝1600)は調教の動きが良かったメイケイペガスター(牡2・父フジキセキ)が最後方から直線一気の派手な勝ち方を見せた。
前半3Fは37.1秒とスローペース。メイケイペガスターは後方を追走し直線入口では前も詰まり気味で最後方の位置取り。馬群が一塊でなかなか前が開かない展開だったが、直線はまさに馬群を縫いながらの追い上げ。狭いところをこじ開けて残り100mで抜け出すと2着グッドレインボーに1.3/4馬身差をつけた。上がり3Fは33.0秒という破格の時計。
初戦から勝負根性、抜群の切れ味を見せたメイケイペガスターに今後の注目が集まる。
■9/3
★2日小倉で行われた小倉2歳S(G3・芝1200)は和田騎手騎乗のマイネルエテルネル(牡2・父Tamayuz)がクラウンレガーロ(牡2・父グラスワンダー)との一騎打ちを制しデビュー2連勝とした。
メイショウユウダチが速い流れで引っ張り、人気のエーシンセノーテが2番手。中団にマイネルエテルネル、その後ろにクラウンレガーロと続いた。
4角手前で後ろにいたクラウンレガーロが先に仕掛けマイネルエテルネルに蓋をする。一瞬前が詰まりかけたマイネルエテルネルだったが直線に向くと慌てず外に進路をとり加速。クラウンレガーロが手応え良く抜け出したが、マイネルエテルネルがしぶとく馬体を併せ、ゴール前ハナ差差し切った。
4角で押し上げていったクラウンレガーロが上がり3F34.5秒でマイネルエテルネルの34.8秒を上回ったが、先に脚を使った分最後は競り負けたか。
勝ちタイム1.07.9はレースレコード。
今回のメンバーでは上位2頭が抜けていたが、今後目標にされていく朝日杯FSなど距離が延長されてクラウンレガーロが逆転するケースもありそうだ。
■8/27
★26日小倉新馬戦(芝1200)を楽勝したクラウンレガーロ(牡2・父グラスワンダー)。
相手も軽かったが、圧巻の勝ちっぷりだった。コアレスドラゴンを先に行かせてすぐ後ろの2番手をきっちり折り合い追走。前のコアレスドラゴンが必至に追うが、その外をまったく手綱を動かさずに馬なりのまま並びかける。その後も一切追われることなく悠々とゴール。2着馬には2馬身半のさをつけた。勝ちタイムは1.09.5。
父はスクリーンヒーロー、アーネストリー、サクラメガワンダーらを輩出したグラスワンダーで、母の半弟には中日新聞杯を勝ったスマートギアがいる。
追って案外というケースも多々あるが、気性面もおとなしく奥が深そうなタイプ。連闘で小倉2歳Sを予定しており、評判馬エーシンセノーテ、マイネルエテルネルとの対戦が非常に楽しみな一戦となった。
■8/14
★12日札幌新馬戦(芝1800)で良血馬コディーノ(牡2・父キングカメハメハ・藤沢和)がデビュー勝ちを果たした。
母は同じく藤沢和雄厩舎に所属したハッピーパス(父サンデーサイレンス)。京都牝馬Sを勝つなどマイルから中距離路線で活躍した。
7頭立ての小頭数のレースで前半1000m通過が1.05.9というスローペースだったが後方で折り合い勝負所ですっと上がっていく器用さを見せた。
3角過ぎから徐々に進出。直線入口で先行集団に取りつくと、上がり3F33.7秒の瞬発力で一気に後続を突き放す。2着ダンツアトラスには2馬身半の差をつけての快勝となった。
上がり3Fの数字は97年以降、札幌の2歳芝1800m戦で最速のもの。
初戦から折り合いがつきレースセンスの良さは見せただけに、今後は時計が早くなったレースでの対応がカギになりそうだ。
この後は札幌2歳Sで重賞Vを目指す。
■8/7
★5日新潟の新馬戦(芝1800)で池江厩舎期待のローザズカレッジ(牡2・父ディープインパクト)が順調に勝ち上がった。
ドリームジャーニー、オルフェーヴル、トレイルブレイザーら厩舎の活躍馬と同じ新潟の舞台でのデビュー戦。鞍上岩田騎手で単勝1.4倍の圧倒的1番人気での出走。
五分のスタートから中団に待機。折り合いが心配されたがかかることなく道中脚を溜める。直線に入りやや窮屈な場面も見られたがひるむことなく馬場の真ん中を伸びると、上がり3F33.7秒の切れを見せ差し切った。
見た目に派手さはなかったが終始楽なレース運び。2着トーセンワープが後方から突っ込み1/2馬身差まで詰め寄られたが余裕が見られた。
半兄にスプリングS勝ちのフライングアップル、全姉にPOGでも人気になった現2勝のモスカートローザがいる血統。兄姉は気性に課題があったが、このレースではそういった面を見せず好内容だった。
■7/30
★29日の小倉芝1200m戦に評判馬マイネルエテルネル(牡2・父Tamayuz)が出走。期待通りの勝ちっぷりを見せた。
和田騎手鞍上で、単勝1.4倍の圧倒的人気を集めた。
好スタートを切り、他馬が先に行くのを待つ形となったが、スピードの違いで自然とハナに立つ競馬に。前半3F33.6秒のラップで後続を引きつけながらの逃げ。4角ではすぐ後ろに後続が迫ったが、追い出されるとじわじわと後続を突き放した。ラスト2Fは余裕たっぷりに11.7、11.6秒でまとめ、2着ケントヒーローに3馬身半差をつけてフィニッシュした。
勝ちタイムは1.08.8(良)。
父Tamayuzは現役時代にジャンプラ賞、ジャックルマロワ賞を制し09年から種牡馬入り。現2歳世代が初年度産駒となる。
マイネル軍団の期待馬で英ダービーにも登録済み。
短距離血統だけに距離が延長されてどうかという疑問は残るが、短距離路線を引っ張る存在になりそうだ。
■7/24
★評判馬が揃った21日中京芝1400mの新馬戦を勝ったのはオークス馬ローブデコルテの仔・スイートメドゥーサ(牝・父アグネスタキオン)。
スタートは速くなかったが中団やや後ろで折り合いをつけると、3~4コーナーで徐々に加速。4角手前では手応え抜群に3番手に取りついた。残り1Fで先頭に立つと、後ろから差を詰めた2番人気ウインドストリームに1.1/4馬身差をつけゴール。終始手応えに余裕がある完勝。
勝ち時計1.24.0、上がり3F35.7秒は平凡だが、3着以下はさらに4馬身以上離した。次走以降、時計が速くなった展開が試金石となるが、初戦としては上々の内容となった。
スリープレスナイトの全弟スクワドロンは見せ場なく14着に敗退。調教からそれほど目立っていなかったため使われてどこまで上昇するか。
■7/18
★6億円の仔ヴェルデホ(牡・父シンボリクリスエス)が22日札幌ダート1700m、鞍上横山典騎手とのコンビでデビュー。
母は06年当歳セレクトセールで史上最高価格となる6億円で落札されたディナシー(父キングカメハメハ)。育成中に落雷に遭遇し未出走のまま繁殖入り。6億円で落札された割には情報が少なく、安楽死説も流れたほど。ディナシーの母はエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーで、1つ下の全弟にはトゥザグローリーがいる。
母は競馬場で走る事はできなかったが未知の良血馬の走りが注目される。
■7/17
★オークス馬ローブデコルテの初仔となるスイートメドゥーサ(牝・松元・父アグネスタキオン)が21日の中京芝1400でデビューする。
6月中のデビューを目指していたが、入念に乗り込み、満を持しての登場。11日の1週前追い切りでは武豊騎手を背に6F80秒台をマーク。併せたエーシンハクレイに大きく先着。徐々にピッチを上げてきた。
母は07年のオークス馬。父はこの世代がラストクロップとなる。
鞍上は武豊騎手。母ローブデコルテとはチューリップ賞で手綱を一度とっている(5着)。
母仔オークス制覇へ向けてデビューVを目指す。
■7/2
★1日(日)メイクデビュー函館(芝1800)は内田騎手騎乗の1番人気レッドイレヴン(牡2・父SmartStrike)が優勝。藤沢和雄厩舎の評判馬で注目を集めていたがあっさりと初戦を突破した。
スローペースとなったが道中内々をロスなく追走。直線前を行くトーセンベイビーが下がったところでその隙間をつくと1馬身半抜け出し1着でゴール。勝ちタイム1.53.7(良)。
管理する藤沢和雄師はこの勝利でJRA史上8位となる1132勝となった。
父は日本では共同通信杯勝ちのブレイクランアウトを輩出。
母WonderAgainは有馬記念などG1・4勝の名馬グラスワンダーの全妹という良血外国産馬。
次走は未定で、ひとまずファンタストクラブへ放牧へ出される。
■6/26
★ディープインパクト産駒の評判馬タイセイドリームは30日中京芝1400mでデビューする。17日阪神でのデビューを予定していたが軽いアクシデントでデビューが延期されていた。
1週前にはポリトラックで6F78秒台から終い12秒台の好時計をマーク。鞍上は武豊騎手。
母モアザンベストはスプリント戦で4勝を挙げている。
■6/25
★24日(日)阪神1R・2歳未勝利(芝1600)は1番人気ラウンドワールド(牡2・父ディープインパクト)が人気に応え優勝。
初戦は上がり3F32.9秒の切れ味を見せたが、道中置かれ気味となりトーセンパワフルの3着に敗れたが、きっちりと変わり身を見せた。
2番手に取りつき上がり33.8秒の瞬発力で直線弾けると、前走で先着を許したマイネヴァイザーに3馬身差をつけ快勝した。勝ち時計は1.35.7。
半兄は神戸新聞杯、きさらぎ賞を勝ったドリームパスポート。父がフジキセキからディープインパクトにかわり、クラシック戦線での活躍が期待される。
今後は1戦挟み札幌2歳Sを予定。
★23日(土)メイクデビュー阪神(芝1200)は武豊騎手騎乗のティーハーフ(牡2・父ストーミングホーム)が圧勝。
調教から高いスピード能力を見せていたが、好位4番手を追走と抑えもきいた。勝負所で軽く仕掛けられると馬なりのまま先頭へ。直線はやや外へもたれたが、終始余裕の手応えで差を広げると、カノヤベンチャーに4馬身差をつけ圧勝した。さらに3着馬には7馬身差がついていた。勝ち時計は1.10.8。
馬主は今春もミッドサマーフェアでオークスを盛上げたH.H.シェイク・モハメド氏。
半兄ラッキーナインは昨年の香港スプリントを制覇。全兄サドンストームは京王杯2歳S2着、ファルコンS3着と短距離戦で実績を残している。
今後は函館2歳Sを視野に。
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